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最近、棚の取り付け依頼が増えてきました。
特に本棚が一番多く、板を差し込んだ固定棚が見た目もきれいです。
こちらはシューズインクローゼットの設置工事ですが、
事前に大工さんが作る定規や、細かい調整がいるのでプロの仕事になります。
しかし、レールを用いた小さな可動棚は下地を間違えなければDIYでも設置可能です。
その場合は、板の購入と切断、レール、アーム、ビスなど全てホームセンターで揃います。
他には、上にも大工さんの年季が入ったものがちょっと見えていますが、
下の写真のようなサンディングブロックというロール式のサンドペーパーがあると、
板の毛羽立ちを取ったり、板の角なども取りやすいので、
ペーパーをそのまま破って使うよりも怪我が無く、手もあまり汚れずおすすめです。
手に馴染み、力を入れやすいです。(3Mスリーエム スティキットサンディングブロック)
キッチンや洗面の収納棚を利用した本棚も設置しました。
レールを先に設置して床から浮かしています。
但し、壁付けタイプは本を入れた際の重さに注意です。
特に古い木造の家だと必ず外壁際の床から本棚を設置しないといけません。
上手く置かないと、本と棚の自重で床がへこんでしまったり、
大きな事だと、床が抜けたり、家が傾いたりすることもありますので注意です。
マンションなどの鉄筋コンクリート造では、重さでの問題はそれほどありませんが、
重さ以外になりますが外壁の断熱性能が低い建物だと棚裏にカビが生えることがあります。
これは部屋の暖かい空気が壁について起こる結露が原因の一つです。
特にビニールクロスは湿気を吸わないので結露が起こりやすくなります。
ビニールクロス自体は防カビになっていても、本棚側に影響がでてきます。
ですので、土や漆喰などの塗り壁材をおすすめします。
もし既に設置している場合は定期的なチェックをしましょう。