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住まいの計画を進めていくには、どのようにして進めるのがよいでしょう。
多くは、先ずやりたいことをまとめて、相談先を決めるという流れでしょう。
それともとりあえず聞いてみようかという感じですね。
やりたいことの内容が具体的ではない時は先にインターネットや雑誌などで情報を集めることもありますが、
実は、長年住まいづくりに関わった経験上、写真は参考になりますがHPだけでの検索はあまりお勧めできません。
なぜなら、「計画を考えた時すでに多くの情報が自分自身の中へ入っている」からです。
また、ネットで綺麗にまとめられた文章や写真ではその中身(意図、本質)がわからないのと、
自分だけならともかく家族でその多くの情報をまとめようとすると情報過多になるからです。
その時間は楽しいかもしれませんが、非常に貴重ですし長時間画面などを見て検索していると疲れます。
ですので、先にどこの段階からでも良いので営業ではなく家づくりの専門家に直接ご相談していただき、
自分自身の意見を否定されることのない空間で、思う事を全て吐き出してみてください。
家づくりは建てられる方の人生における時間の使い方と想いがありますので、
我々は押し付けることや焦らせることはございません。
一番難しいのは思ったことを担当と話してみて、その人に経験と知識、そして『センス』があるか、
それをしっかりとまとめて良い形にできるセンスのあるチームを持っている会社かどうかです。
そうすると、楽しく、確実に良い家づくりからの良い暮らしへステップアップしていけるはずです。
ミラーとなる本気で本物の相手と話せば話すほど自分探しとその計画の「背骨と軸」をつくる事が可能になります。
インプットしたらアウトプットすることで自分のものとなり、話しているうちにわかってきて、
計画の中身がさらに成長し、まとまっていきます。そして人に限られた「時間」の短縮になります。
ある形にパターン化された大量生産品や、自社製品のみに慣れてしまったハウスメーカーの担当にそれは通じません。
家の説明は出来ても本当に快適な暮らし方に関する事は聞けません。
イメージが固まる前の固い絵と見積りで結論を出してしまうと、これしかないと焦ってしまい、
それにイメージが引っ張られて金額だけで契約まで決めてしまいそうになってしまうのです。
型=固です。型は非常に多く、人それぞれ。それを何個覚えればよいのでしょう。
型にはまると、脳が自由に考え動くことができなくなるので、力を抜いて柔らかく考えることが大事です。
そして、本当に必要なだけのヒントを得てから冷静に進めることが上手くいくコツなのです。